英語 勉強法

大学受験の英文法で満点を取るための確実でシンプルな勉強法

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英語が苦手だという学生は多い。しかし、その中でも、英文法の問題が解けないという受験生は、苦手や得意というような問題ではなく、単なる勉強不足だと言える。

なぜなら、英文法は、知っていれば解答できる、という類の分野だからである。

英文読解問題の場合には、単語や英文解釈など様々な分野の知識が必要とされる。複数の分野の知識が混同した状態で出題されるため、聞かれている知識を見抜くという点では、当然、得意不得意という問題は出てくるだろう。

対して、英文法の問題は、それ自体が独立した形で出題されることが多い。つまり、問題集に掲載されている問題と、試験用紙に印字されている問題がほぼ同じなのだ。自習の段階で解けた問題であれば、試験本番でも同じように解くことが可能だ。

英文法はしっかりと学習すれば、必ず満点が取れる分野だ。英語科目で合格点を確保するためにも、確実に得点しておきたい分野である。

この記事の通りに学習すれば、どの試験でも英文法の問題に関しては必ず満点が取れることを保証する。

英文法でつまづいている人は非常にもったいないので、ぜひ参考にして、活用してほしい。

2021年度入試から始まる、大学入学共通テスト(旧センター試験)では、これまでのセンター試験では出題されていた英文法の単独問題が削除されると言うことが発表されている(2020年2月1日時点)。しかし、英文法の学習の必要性はこれまでと変わらない英文読解をするためにも、その設問を解くためにも、英文法の知識が必要だからである。文法問題が無くなったということは、「英文法の知識が問われなくなった」のではなく、「英文法の知識の問われ方が(長文読解の形に)変わっただけ」にすぎない。また、早慶やMARCH、関関同立を含む多くの私立大学の一般入試では、依然としてこれまで通りの英文法単独問題が出題されることが予想される。読解に必要な英文法の知識の理解、そして私立大学の英文法問題の対策として、これまで通りの英文法の学習(もちろん範囲や項目は変更されていく可能性が高い)が必要とされるのだ。楽な道に逃げようとはせず、早い段階から必ず英文法の学習は進めておこう。

1. 英文法学習の基本

1-1. 1冊の問題集を完璧にする。

結論からいうと、一冊の英文法問題集を完璧にすること、が英文法学習のゴールである。

一冊の問題集に掲載されている問題を全て解ける状態になっていれば、大学入試で必要とされる英文法知識は全て習得できたということになる。

1-2. 理解→暗記の順番に進める。

英文法の学習は理解→暗記の順に進める。英文法の各単元の概念について理解したのちに、英文法問題集で問題パターンの把握、知識の定着を図るという流れだ。

どの問題集にも大体1000個程度の問題が掲載されている。

が、これら全ての問題に毎回同じ勢いで取り組み、その一つ一つを個別に暗記していったのでは、時間がいくらあっても足りない。また、そのようなやり方で覚えた知識は試験本番では到底使い物にならないだろう。

実は、その約1000個の問題は、100個ほどの概念について形を変えて質問しているにすぎない。

英文法問題集には、100個ほどの英文法知識についての質問を1000パターン掲載していると考えて良い。つまり、英文法学習でいうところの「暗記」とは、「確認」に近いものである。

100個ほどの英文法概念を理解し、その概念に関する出題パターンを問題集で1000個ほど確認するだけという非常にシンプルな学習なのだ。

英文法学習の本質が、問題集の暗記であることには変わりないが、英文法の概念さえ先に理解できていれば、「暗記」と聞いて想像するほどの苦労は伴わないということだ。

1-3. 1単元ずつ進める

英文法の学習は1単元ずつ進めるようにしよう。単元とは、例えば、「態」や「比較」「関係詞」と言った英文法の項目のことである。

一つの単元についての概念を学んだ後は、そのまま英文法問題集で該当範囲を復習し、知識を固める。それまでは次の単元に進んではいけない。

一つの単元で「理解→暗記」の流れを終えた後に、やっと次の単元に進むという具合で進めよう。理解した内容は、出来るだけ感動や記憶が新しいうちに、整理し、知識として固めてしまった方が、効率が良いからである。

例えば、一通り授業や参考書などで理解を終わらせて、一気に問題集で詰め込むというやり方がある。これは英文法の学習においては非常に非効率だ。英文法学習には、社会科目でいうところの「流れ」というものが存在しないからだ。

そのようなやり方では、必ず知識の漏れが生じてしまう。最悪の場合には、問題集に取り組み始めた頃には、初めの方に理解した内容を忘れてしまっていて、もう一度、理解からやり直すという事態になる。

受験勉強は期限が定められている。その貴重な時間を少しでも無駄にしないよう、必ず1単元ずつ確実に終わらせるようにしよう。

2. 英文法の各単元の概念を学び、理解する。

ここでは理解について説明する。理解の段階では、次のような状態になることを目指す。

英文法問題集に取り組んだ際に…

◯なぜ、その解答になるのかを理解できる状態
◯英文法問題集に書いている解説の意味を理解できる状態

このような状態になることが、問題集を暗記しだす前に一度、理解の段階を踏むことの目的だ。

このような状態に持っていけるのであれば、理解の手法はなんでも良い。

学校の授業が自分に合っているのであれば、授業でその単元の考え方・概念を学んだ後に、該当範囲を問題集で復習し、暗記するという学習で十分だ。

学校の授業が合わない、もしくは質が低い場合には、参考書を利用しよう。いわゆる「解説本」や「講義本」と呼ばれるような参考書が多数市販されている。英文法の概念について講義形式で分かりやすく説明してくれている参考書だ。その中から、自分に合ったものを選び、学習しよう。

講義本には「初学者でも難関大の英文法で合格点がとれる一冊」がオススメだ。これ一冊で英文法概念の理解は完璧だ。内容は「難関大への登竜門」で無料公開しているので、ぜひ活用してほしい。

もちろん、市販の参考書の中で自分に合ったものが無い場合には、予備校や塾の英文法授業を取ってみることも一つの手だ。

その際には、先生の話し方や進め方に重点を置こう。取り扱う範囲や、レベル、評判などはあまり意識しないことだ。ある程度の知名度のある塾や予備校でおこなわれる授業であれば、大抵の場合には、必要な説明はきちんとなされるはずだ。後は好みの問題で、自分が最後まで集中して授業を受けることができ、きちんと英文法概念について学べることが、何よりも重要である。

要するに、理解の段階では、どのような手段を取るかはあまり重要ではない。要点を押さえた上で分かりやすくまとめられた説明を受けられれば、それで良い。あくまでも英文法問題集での暗記自習を効率化するための「理解」であることを忘れないでおこう。

NEOREC先進塾では塾生に『初学者でも難関大の英文法で合格点がとれる一冊』を配布している。このテキスト一冊で英文法概念の理解は完璧だ。
「いかに、英文法学習の本質である、暗記を効率化するか」という視点にこだわって構成されているため、本記事で紹介している勉強法を実践するのであれば、このテキストがオススメだ。暗記の段階で使用する「頻出英文法・語法問題1000」とも非常に相性が良い。
もし、英文法問題集として「頻出英文法・語法問題1000」を使用するのなら、ぜひとも活用していただきたい。

なお、このテキストの内容に関しても、「難関大への登竜門」というサイトで無料で公開している。NEOREC先進塾への入塾は考えていないけど、英文法概念については学びたいという方は、ぜひ活用していただきたい。なぜ、そのようなことをするのか疑問に感じた場合には、「NEOREC先進塾の理念」を参照していただける幸いだ。

2-1. 「理解」に必要以上に時間や労力をかけないこと。

英文法の学習において「理解」が重要であることは事実だ。

しかし、あくまでも理解は、暗記を効率化するための作業だ、ということを忘れないでおこう。

英文法学習の最終的なゴールは、1冊の英文法問題集を完璧にすることだ。理解の方法にこだわるあまり、肝心の英文法問題集の暗記がおろそかになってしまっては本末転倒である。

また、理解の段階で「完璧」を求めないことも大切だ。理解の段階で完璧を求めていれば、全体像が見えず、いつまで経っても前に進めない。

重要なのは、英文法問題集の知識を全て頭の中にインプットすることである。一度ふんわりと理解した内容を、実際に問題集の問題や解説に当てはめ、照らし合わせるということを繰り返すうちに、段々と理解が固まってくるものである。

英文法の概念の理解の段階で、参考書や受ける講義をコロコロと変えたり、色々試してみたりする受験生は多いが、あまり意味は無い。

読んだだけで、または受けただけで、成績が上がるような参考書や授業は存在しない結局は、英文法問題集を暗記する他無いのである。

あくまでも、暗記を効率化するために概念を理解する、という認識を忘れずに持っておこう。

要点をつき、分かりやすくまとめられた説明を受けることで、さらっと理解を終わらせる。そして、時間の大半を英文法問題集の暗記に当てる。これが理想の形である。

3. 一冊の問題集をひたすらまわし、知識を固める

繰り返しになるが、英文法の学習は英文法の参考書を一冊完璧にすれば問題ない。

ここでいう完璧とは、英文法の問題集1冊に掲載されている問題を全て解ける状態、の事である。

大学受験レベルの英文法であれば、せいぜい問題集を一冊完璧にできていれば、満点が取れる。

複数の参考書や問題集、塾や予備校で配布されるテキストなどに必死に取り組み、十分すぎる量の問題演習をこなしているという学生は多い。

が、1冊の問題集の問題に全て回答できる状態の受験生は非常に少ない。つまり、知識にムラ・モレが存在するということだ。ちょうどその箇所が出題されれば、全く勉強せずに試験に望むのと同じことになる。

複数の参考書に手を出すと、重複した範囲をあたかも初見かのように学んでしまう。そうすると、結局自分にとって覚えやすい範囲だけを吸収し、苦手なところは全く改善されないということが起こる。

英文法の「問題集に取り組む事」や「多くの問題を解く事」を意識するのではなく、一冊の参考書に掲載されている問題を全て解けるようになる事に重点を置こう。

問題集を試験会場持ち込んで、カンニングしているかのような状態を目指すのである。

3-1. 英文法の勉強でオススメの参考書

英文法の問題集でオススメしたいのは「頻出英文法・語法問題1000(大学受験スーパーゼミ)」だ。

どの大学を目指していようが、使用する問題集はこの一冊で十分である。

この問題集の問題を全て解けるようになれば、どの試験の文法問題も必ず満点に近い点数が取れる。実際に今まで指導してきた生徒達もこの文法問題集1冊でセンター試験や私立大一般入試の文法問題では満点に近い点数を記録している。

さらに、問題と解説が別冊子になっているため、後にご紹介する勉強法を実践しやすい。もし、この記事で紹介している勉強法を試してみるのであれば、「頻出英文法・語法問題1000」を使用する事をオススメする。

色々な問題集に手を出すのではなく、この一冊を完璧にしよう。

もちろん、「Next Stage英文法・語法問題―入試英語頻出ポイント218の征服(桐原書店)」など、メジャーな文法問題集であれば、何を使っても問題はない。とにかく、一冊の文法問題集をやりきる事に重点を置こう。一冊を完璧にすることがなぜ重要か、については「大学受験をするなら知っておきたい合格を確実にする前提知識」で説明している。まだ読んでいない人は必ず目を通しておこう。

3-2. 英文法問題集の効率的な学習手順

基本ルール
◯1日1単元ずつ進めていく(例えば、1日目は時制、2日目は態といった形で)
◯単元毎に「理解→暗記」の流れを徹底する(参考書を読んで1単元分の概念を理解したのちに、問題集の該当範囲を後述する学習手順で暗記する。授業を活用する場合にも同様。)

①「頻出英文法・語法問題1000」でその日の単元を一周し、答えられなかった問題に鉛筆でチェックする。(問題を解く際にはノートに書く必要は無い。カードか何かで答えを隠して、頭の中で解答し、答えが合っているかすぐにチェックしよう。)

②チェックが入ったところの解説を確認する。(この際にしっかりと解説を理解することがポイント。また理解の段階で使用したテキストやノートとも照らし合わすことで理解を深めよう。

③チェックが入った問題のみをもう一度解く。この際に間違えたり答えられなかった問題には付箋を貼る。(なお、この際にもノートに書く必要は無い。頭の中で、答えが合っているかチェックしよう。)

④付箋を貼った問題の解説を理解できるまで読み込む。

日本人でも、日本語の「語源」や「なぜそういう言い回しになるのか」を説明できない、理解できていないのと同じで、そもそも、単語や文法の勉強というのは、それ自体「へえ、そうなんだ」と軽く受けながし、そのまま飲み込んでしまうべき箇所も多いのが事実だ。「頻出英文法・語法問題1000」の解説を読んでも理解できない部分はあるとは思うが、「これは、そういう勉強なんだ」と思い、そのまま覚えてしまおう。「なぜ?」という疑問にこだわるあまり、暗記が進まない学生が非常に多いので注意しよう。

次の日に、付箋を貼った箇所の問題と解説を読む。(この際、問題を解く必要は無い。前日に暗記した解説を思い出す、つまり、復習することが目的である。)

⑥新たな単元に進み、手順①〜⑤を繰り返す。

復習のポイント

  • 手順①で正答できた問題(1周目で正答できた問題)は既に理解できている(概念が頭に入っている)問題なので、一ヶ月に一度くらいのペースで復習すれば問題無い。
  • 手順③で正答できた問題(鉛筆でチェックをいれた問題、2周目で正答できた問題)はあなたにとって、覚えやすい(理解はできているが、理解度や暗記度が低い)問題なので、一週間に一度くらいのペースで復習しよう。
  • 付箋を貼った問題は、最優先で復習すべき問題なので、毎日必ず解説を確認しよう(復習の際は問題をとく必要は無い。とにかく解説を読む)
  • 一ヶ月に一度、再度手順①〜⑥を繰り返し、チェックや付箋を減らしていこう。そうすれば、復習にかける負担や時間も月をまたぐ毎に減っていくはずだ。

まとめ

  • 「理解→暗記」の流れを守ること
  • 理解の時点ではあまりこだわりすぎないこと
  • 色々な参考書に手を出すのではなく、一冊の文法問題集を完璧にすること
  • 復習を怠らないこと。復習は回数にこだわること。

ここでご紹介した方法で英文法の学習に取り組めば、英文法が原因で英語の点数を落とすようなことはまずないだろう。

2~3ヶ月もすれば、英文法が得意科目だ、と言える状態になっているはずだ。

思うように英文法の学習が進まない、という人は、ぜひこの記事を参考にしてみて欲しい。実践すれば、必ず良い結果が待っているはずだ。

なお、どのような学習方法で取り組むにしても、1冊の問題集を完璧にする、という意識は忘れないでおこう。

学習方法に、合う、合わない、はあると思うが、これだけは「絶対」である。


『初学者でも難関大の英文法で合格点がとれる一冊』


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