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意味上の主語との能動関係に注意!! 分詞の基本と意味・働きを知ろう

分詞とは

動詞の働きを持つ形容詞で、準動詞の一種です。

ex) The man standing alone in the corner (あの角に一人で立っている男性)
↑「standing〜」が名詞「the man」を修飾している。

※通常の形容詞同様、分詞が1語の場合は名詞の前に置きます。
ex) standing man

分詞の働き

分詞は形容詞と副詞の働きをします。

»形容詞と副詞の働きについてはこちらで詳しく説明しています。

副詞の働きをする場合は、分詞構文と呼びます。

»形容詞と副詞の違いについてはこちら

ちなみに、名詞の働きをするものを、「動名詞」と言います。


分詞の働き

形容詞の働き名詞修飾, C
副詞の働き(=分詞構文)


参考)動名詞の働き
名詞の働き(S,O,C、前置詞の後ろ)

分詞の意味

分詞は「Ving」か「Vp.p.」の形で表されます。

Vingは「している」「する」といったような、進行的・能動的な意味を持ちます。

Vp.p.は「〜される」「〜した」といったような、受け身、完了を表す意味を持ちます。


分詞の意味

Ving:「〜している」(進行):「〜する」(能動)
Vpp:「〜される」(受け身):「〜した」(完了)


VingかVppか(使い分け)

VingとVppかの判断は、分詞の意味上の主語との関係をみましょう。

能動的であれば「Ving」受動的であれば「Vpp」です。

The man standing alone in the corner(その角に一人で立っている男性)
↑「The man」が準動詞「standing」の意味上の主語。「The man」が「standing」している(能動)ので、準動詞は「Ving」。

意味上の働きSVM
The manstandingalone in the corner

また、「第13講 受動態の基本」で話したように、受け身の形をとれるのは他動詞のみです。

自動詞は「Vp.p.」の形を取れません。

テーマ75:意味上の主語との能動関係で、進行か受け身かを判断

問1)The man (  )alone in the corner is my father.
①stands ②standing ③are standing ③stood
答え:②
ポイント:自動詞は受け身の形をとれない、受け身の形をとれるのは他動詞のみ。

まず、準動詞の意味上の働きをとってみます。

standの意味上の主語はThe manはstandする側ですので、能動的な意味を持つ「V ing」が空欄に入ります。

このように意味上の主語との関係で、「Ving」か「Vpp」かを考えてみましょう。

文法的な見方としてstandは自動詞なので、分詞として使うなら「Ving」の形になります。(文法問題を解く際にはこちらの考え方の方が重要!!)

「Vpp」の形はとれません。①③は文型として成立しない(説明は省きます。文構造をとってみてください)ので、答えは②です。

 

 意味上の働き S V M M    
  The man standing alone in the corner is my father
文構造 S V C
↑スクロールできます。↑

テーマ76:意味上の主語との能動関係で、進行か受け身かを判断②(自動詞と他動詞を意識して)

問2)I received a letter (  )one week ago.
①writing ②is writing ③written ④write
答え:③
ポイント:空欄に他動詞が入る場合は、後ろに目的語があるかどうかを見る。目的語がなければ、受け身。

意味上の働きを見ると、準動詞の意味上の主語「a letter」はwriteされる側ですので、「Vpp」の形ですね。

これでもわかるのですが、皆さんに身につけて頂きたい考え方は以下です。

writeは他動詞ですが、空欄の後ろをみるとOがありません。

他動詞は必ず目的語をとるので、①②④は不可となります。

受け身にするとOが1つ減る(だから他動詞のみ)ので、③「written(Vpp)」が正解だとわかります。

自動詞だから受け身が不可、またその逆も、英文法をやる上ではかなり使う視点ですので、普段から意識してみてください。

 

意味上の働き     S V M
  I received a letter written one week ago.
文構造 S V O