難関大への登竜門

自動詞と他動詞の違い、大学受験で重要なポイントは2つだけ

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ここでのポイント

  • 他動詞は必ず目的語を取る
  • 自動詞で目的語をとる際は前置詞を使う

以上2点を押さえましょう。

英語を勉強する上で、必ず覚えておかなくてはいけないところです。


自動詞と他動詞

自動詞=Oを取れない / 前置詞と共に

他動詞=必ずOを取る


テーマ1:自動詞と他動詞の違い

問1)We (    ) the problem.
①discussed ②discussed about ③talked

タップすると答えが表示されます。

答え:①

自動詞は目的語をとることができません。

他動詞は必ず目的語をとります。

他動詞は必ず目的語をとる。自動詞は目的語を取れない

他動詞であるdiscussが正解です(discuss=他動詞、talk=自動詞)。

②を選んだ場合、We (S) discussed (他V) (about the problem)(M) .となり、他動詞discussの目的語が無くなるため、文章として成立しません。(←前置詞+名詞はM、Mは文の骨格にならない、Oになれるのは名詞のみ)

他動詞は必ず目的語をとるということを覚えておきましょう。

③は自動詞の後ろに名詞「the problem」が来ることになるので、×ですね。

自動詞は目的語をとれません

では、問1)We (    ) the problem.で「talk」を使いたい場合は、どうすれば良いでしょうか。

自動詞で目的語を取りたい場合は「前置詞」を使います。

もし、選択肢に④「talk about」があればそれも正解ということになります。

We talked(自V) about() the problem.

テーマ2:他動詞は必ず目的語をとる。

みなさん、自動詞と他動詞の違いについては押さえられるのですが、他動詞が”必ず”目的語をとるということは忘れてしまうことが多いです。

他動詞は必ず目的語をとります。他動詞の後ろに目的語がなければ、文として成立しません。

他動詞は目的語がなければ文として成立しない。必ずOをとる。
問2)I (   ).
①go(自動詞) ②visit(他動詞)

タップすると答えが表示されます。

答え:①

空欄の後ろに名詞がないので、自動詞を選ばなければいけません。

よって、①が正解です。I (S) go (V) .で第一文型ですね。

対して、②は他動詞で、必ず目的語を取るので、×です。

自動詞と他動詞で「文が成立するか否か」を見分ける癖は必ず付けてください。

軽く捉えられがちですが、自動詞と他動詞の知識は読解でも文法問題でも必須です。