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誰でも分かる。連鎖関係代名詞の仕組み・構造解説と、問題対策

連鎖関係代名詞について

My friend who I supposed would pass the examination has failed.
(試験に通るとおもっていた私の友達は落ちてしまった。)

この文章の構造が分かるでしょうか。

このように<先行詞+関係代名詞+SV+後ろの文>の構造をとる形を連鎖関係代名詞と呼びます。

この文の元となる文は以下の通りです。


My friend has failed.


I supposed my friend(S)(=who) would pass(V) the examination(O)】.


My friendwho ( I supposed ) would pass the examinationhas failed.

「who」は「my friend」を修飾しているので「my friend」の直後に引っ張り出されている。


構造さえ理解できれば、問題は解けると思いますが、出題された際にスムーズに連鎖関係代名詞だと気づけるようにその特徴を押さえておきましょう。

連鎖関係代名詞の特徴は、「言う」や「思う」を表すSVの直後にVが続いていることです。

例文でも、「I supposed(思った)」の直後に「would pass(V)」が来てますね。

この形が連鎖関係代名詞の特徴です。

そして、連鎖の場合、関係代名詞は必ず主格が使われます。

理由は構造を見れば分かりますね。

なので、問題文を見て、特徴から連鎖関係代名詞であると分かった場合は、先行詞(例文で言えばMy friend)を確認し、人であればwho、人以外であればwhichを即答して構わないです。


連鎖関係代名詞

目印:SV(言う)(思う) + V
解法:主格の関係代名詞を使う