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等位接続詞とは。文法問題で頻出の知識に絞り問題と例文を使って解説

みなさん、andやbutなどの等位接続詞についてはよくご存知ですよね。

読解の学習においては非常に重要な等位接続詞ですが、文法問題ではさほど問われることはありません。

一つだけ押さえておくべき問題をテーマ化しています。

等位接続詞とは

and、but、orなど。「語と語」「節と節」のように、文中で同じ役割を持つもの同士をつなぐ接続詞を等位接続詞と言います。

同じもの(節と節、名詞と名詞、動詞と動詞など)を繋ぐから「等位」ですね。

また、等位接続詞は「語・句・節・文」を繋ぐことができます。

テーマ108:命令文, 等位接続詞 + S V

問1)次の英文を日本語訳しなさい。
Study hard, or you won’t pass the university entrance exam.
答え:一生懸命勉強しなさい、さもなくば大学入試に合格しません。
ポイント:「命令文, or S V」(さもなくば)

orは「命令文 , or S V」の形で使われることで、「さもなくばという意味を持ちます。

この場合には「または」や「もしくは」と訳さないことに注意。

また、andも「命令文 , and S V」の形で使われることで「そうすればという意味になります。

一緒に押さえておきましょう。


命令文 , 等位接続詞 SV

命令文, and SV 「〜しなさい、そうすればSV」
    

命令文, or SV   「〜しなさい、さもなくばSV」