難関大への登竜門

現在完了形と過去完了形の違いとイメージ | 大学受験英文法 時制

まずは予習問題を解こう

予習問題を解いたあとに、この記事を読むことで、英文法概念に対する理解が深まります。その後、お手持ちの英文法問題集で、知識を固めましょう。

»予習問題【時制】はこちら

ここでのポイント


現在完了形と過去完了形のイメージ

現在完了形と過去完了形のイメージ

現在完了と過去完了のイメージをつかむことがここでのポイントです。

このイメージを基本に問題集を解くことで、パターンを押さえましょう。

「過去に起きたことが現在まで続いている、現在まで事実として残っている、今まで継続して続いている場合(完了・結果・経験・継続)」

現在完了

「過去に起きたことが、過去で終わっている場合」

過去完了

です。

また、動作動詞で「継続」を表す場合は、「heve been Ving」の形をとるということも押さえておこう。

現在完了形

テーマ18:現在完了は「完了・結果・経験・状態Vの継続」を表す。

問5)My father ( )his job, and he is looking for another now.「父は仕事を辞めた。そして、彼は今仕事を探している。」
①quits ②has quit ③quit ④had quit
答え:②
ポイント:過去に起きたことが現在まで続いていれば「現在完了」

「彼は今も仕事を探している」とありますから、「仕事を辞めた」という事実が今も続いてますよね。このような場合を現在完了で表します。

仮に、仕事が見つかって、今は働いているという状態なのであれば、「過去の出来事が過去で完了してる」ので、過去完了を使います。


現在完了

「have Vpp」

完了・結果・経験・状態Vの継続

過去完了の形:「had Vpp」


過去完了形

テーマ19:動作Vの継続は「have been Ving」

問6)Takashi (  ) to find a new apartment for some time. 「たかしはここしばらくの間、新しいアパートを探し続けている。」
①has been trying ②is trying ③was trying ④tried
答え:①
ポイント:動作Vで「継続」を表す場合は「has V.p.p」の形ではなく、「have been Ving」の形をとる。

この問題の場合は、過去に始めたこと(アパートを探す)の現在までの継続を表すので、現在完了を用います。

ポイントは、動作Vで継続を表す場合は「have been Ving」の形をとるということです。

現在完了の説明で、「完了・結果・経験・状態Vの継続」と記述したのはそのためです。

動作Vとは
進行形にできる動詞


動作Vの継続

have been Ving