予習問題を解いたあとに、この記事を読むことで、英文法概念に対する理解が深まります。その後、お手持ちの英文法問題集で、知識を固めましょう。
ここでのポイント
現在完了形と過去完了形のイメージ
現在完了と過去完了のイメージをつかむことがここでのポイントです。
このイメージを基本に問題集を解くことで、パターンを押さえましょう。
「過去に起きたことが現在まで続いている、現在まで事実として残っている、今まで継続して続いている場合(完了・結果・経験・継続)」
=現在完了
「過去に起きたことが、過去で終わっている場合」
=過去完了
です。
また、動作動詞で「継続」を表す場合は、「heve been Ving」の形をとるということも押さえておこう。
現在完了形
テーマ18:現在完了は「完了・結果・経験・状態Vの継続」を表す。
①quits ②has quit ③quit ④had quit
「彼は今も仕事を探している」とありますから、「仕事を辞めた」という事実が今も続いてますよね。このような場合を現在完了で表します。
仮に、仕事が見つかって、今は働いているという状態なのであれば、「過去の出来事が過去で完了してる」ので、過去完了を使います。
現在完了
「have Vpp」
完了・結果・経験・状態Vの継続
過去完了の形:「had Vpp」
過去完了形
テーマ19:動作Vの継続は「have been Ving」
①has been trying ②is trying ③was trying ④tried
この問題の場合は、過去に始めたこと(アパートを探す)の現在までの継続を表すので、現在完了を用います。
ポイントは、動作Vで継続を表す場合は「have been Ving」の形をとるということです。
現在完了の説明で、「完了・結果・経験・状態Vの継続」と記述したのはそのためです。
●動作Vとは
進行形にできる動詞
動作Vの継続
「have been Ving」