文を構成する「語」を品詞、「2語以上の集まり」を句・節という
例文)I live in japan.
品詞には種類がある
例文でいえば、Iは名詞、liveは動詞、inは前置詞、japanは名詞、という品詞です。
文を構成する「語」を品詞と呼ぶんだということと、品詞には種類があるということをを押さえておきましょう。
名詞、代名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞、接続詞、間投詞など
品詞の種類については「これだけは押さえておきたい。品詞の種類と文中での役割まとめ」で詳しく解説しています。それぞれの品詞の文中での役割や、ルールなどがパッと出てこない人は、復習しておきましょう。
句と節の違い
「2語以上の集まり」を句・節と呼びますが、句と節の違いは、その中に<SV…>を含むかどうかです。
SV…を含まない語群は「句」
2語以上の集まり(品詞の集まり)のうち、その中に<SV…>を含まない語群を句と言います。
例)in Japan ←前置詞(in)+名詞(japan) = 前置詞句
SV…を含む語群は「節」
例)I(S)bought(V) a book 【when I(S) went(V) to the book store】.(本屋に行った時、私は本を買った。)
「I bought a book」や「when I went to the book store」のように<SV…>を含んだ語群を「節」といいます。
ちなみに、上記の場合、「when I went to the book store」は、動詞「bought」を修飾している副詞節です。
2語以上の集まり
句・・・SV…を含まない
節・・・SV…を含む
句は働きに応じて、名詞句・形容詞句・副詞句に分かれる
句は文中で2語以上の語が集まり一つの働きをするということは前述の通りですが、働きに応じて、名詞句・形容詞句・副詞句の3つに分けることができます。
句について
文中で…
名詞の働き・・・名詞句(=名詞)
形容詞の働き・・・形容詞区(=形容詞)
副詞の働き・・・副詞句(=副詞)
名詞句
名詞と同じ働きをする句(S・O・C・前置詞のO)
例)I want to play tennis.
☝「to play the tennis」が「(V)want」のOになっている。
例2)I succeeded in passing the exam.(私に試験に受かることに成功した。)
☝「passing the exam」が「前in」のOになっている。
形容詞句
形容詞と同じ働きをする句(名修飾 / C)
例)The man playing tennis there is my father.(そこでテニスをしている人は私の父です。)
「playing tennis there」が「名 The man」を修飾している。
副詞句
副詞と同じ働きをする句(名以外修飾)
例)I live in Japan.(私は日本に住んでいます。)
「in Japan」が「(V)live」を修飾している。